息子が産まれた日(妊娠編)

子育て

今日で息子が2歳になりました

せっかくなので、息子の出産を振り返ってみようと思います

息子を妊娠するまで

私たち夫婦は不妊治療の末、子どもを授かりました

不妊治療のことはまた後々、詳しく振り返ってみようと思いますが

息子も体外受精で授かりました

息子の時は、凍結卵として病院で待っててもらったので移植のみでした

それでも娘がいる中で、パートをしながらの通院だったので

スケジュール調整にヒヤヒヤしました

なんせ病院に言われた日に必ず受診しなければならないので

自分の予定ではどうにもならないですしね

しかも急に決まるので

ここが不妊治療の辛いところの1つだなと思います

幸いにも、移植周期の前に再診で感染症やがん検診などの事前検査も終わり

1回の周期で無事に妊娠できたので、あっという間の卒業でした

私が通っていた病院は不妊治療専門の病院だったので

9週で卒業し産科に転院となります

息子も娘の時と同じ病院で出産しました

息子の妊娠中のトラブル【妊娠静脈瘤】

息子の妊娠中は、ほぼトラブルなしだった娘の時と比べると、しんどいことが多かったです

1番辛かったのが【妊娠静脈瘤】

脚に出ることが多いそうで、その場合は着圧ソックスで圧迫することで少しは楽になるそうですが

私の場合は出来た場所が悪く外陰部でした

(後々、脚にも出ました)

おかげで全く対応策がなく、耐えるのみ…

静脈瘤は、妊娠で子宮が大きくなることによって血液が心臓に戻りにくくなり

うっ血することが原因で出来るそうです

なので妊娠の経過に伴って当然、悪化します

でも、出産すると治るのと赤ちゃんに影響はないので対処法がないのです

(私は出産後も完全に治ったわけではありません
生理の時など月に数日は静脈瘤が出ることがあります
個人的には血流が悪くなると症状が出るのかなと思っています)

私の場合は座ったり寝転んでいると全く何もないんですが

同じ場所に立ち続けていると静脈瘤が出てきて痛みがでて

  • スーパーのレジで並ぶ
  • 洗い物をする
  • 信号待ち

こんな短時間でも真っすぐ立っていられないほど痛みがあったので

日常生活もなかなか辛かったです

(不思議ですが歩いている間は大丈夫でした)

私は立ち仕事をしているので、当然仕事にも影響が出ました

元々は産休ギリギリまで働く予定でしたが、さすがに無理で

1か月以上早く妊娠7か月で産休に入りました

息子の妊娠中トラブル【切迫早産】

2人目の妊娠は「切迫早産になりやすい」と注意はされていましたが

お腹の張りは初期のころから度々ありました

病院でも「少し子宮頚管が短い」と言われることは度々で

「無理しないように」と注意は受けていました

しかし、1人目の妊娠とは違い、こちらの体調は関係なしに

日々の生活は送らなければなりません

娘はこの時、1歳半でまだまだ赤ちゃんです

私の妊娠を敏感に感じ取っていていつも以上に甘えてくる時期でした

保育園の送迎もある、仕事もある、娘のためには料理もしないといけないし

お風呂などお世話もあります

『ママじゃないとダメ!』な状態で「抱っこをしない、無理しない」というのも難しく

今思うと、かなり無理をしていました

当時は私の実家で父も一緒に暮らしていましたが

父はまだ現役で働いているため日中は仕事で不在です

しかもこの頃、夫が転職したばかりで研修のため遠方勤務で平日は不在だったのです

週末だけ帰ってくる状態だったので、ほとんど頼りになるのは父だけでした

こういう時は母親がいない、助けを求めることが出来ないというのは精神的にも辛かったです

今の私から、妊娠中の私へ伝えたいこと

妊娠中は免疫が下がるのも忘れてはいけません

息子の妊娠中は、よく病気もしました

マイコプラズマ感染症や副鼻腔炎になったりしました

これも日々の生活の疲れもあったんじゃないかと思っています

これから妊娠する人、今、妊娠中の人に覚えていてほしいことは

お腹の中で赤ちゃんを育てているという大仕事をしている

ということです

切迫早産や、切迫流産で安静生活になったとき

「何もできない」という無力感や家族への申し訳ない気持ちが出てくると思います

私もそうでした

私の場合は頼れる人がいない、頼ることを極度に苦手とする私の性格もありますが

もっと頼っても良かったんじゃないかと今では思います

赤ちゃんを育てるという仕事は、誰にも代わってもらえません

私がやらなければ、赤ちゃんは死んでしまいます

だからこそ、安静にすること=命を守っていること

とても大きな仕事をしています

病院で言われるよりもっと大袈裟に家族に伝えて

家事や娘のお世話を徹底的に覚えてもらえば良かったと思っています

そうすれば産後ももっと楽に過ごせていたかもしれない、笑

妊娠は病気ではありませんが、普段通りでもありません

ホルモンバランスの影響もあるし

貧血になったり、血圧が上がったり色々な変化があります

悪阻の症状すら、妊娠によっても違います

私は娘の時と、息子の時でも悪阻のタイプが違いました

その中で精神的に不安定になったりもします

元気な妊婦さんもいれば、ずっと体調が悪い妊婦さんもいます

ホントに人それぞれで、誰一人同じ人はいないと思います

だからこそ育児書やSNSの情報と比べず

自分の気持ちや体調を思いっきり感じてあげてほしいなと思います

そして、それを1人で抱え込まず、誰か1人だけでも話せる人がいるといいですね

旦那さんやお母さんが無理なら、友達でも地域の保健師さんや助産師さんでもいいと思います

そうは言っても難しいですよね

私もこんな偉そうに書いたくせに、仮にもう1回妊娠したら…

やっぱり頑張っちゃうと思います

全部投げ出して、任せる~!お願いね~!なんて出来ないと思います

でも無理をしすぎて、もっと大変なことになると

そっちの方が周りも大変だってことがわかったから

早めに「助けて」を言う訓練を今、やっています

すぐに出来るようにならないから、日々訓練です

これ、絶対育児中にも必要なスキルだから!

ぜひ今から妊娠を考えてる、今妊娠中の頑張り屋さんは練習してくださいね

「頑張らない」練習は絶対、育児にイイことしかないですよ

だいぶと話がそれちゃったので、続きはまた書きますね

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