【人生の振り返りシリーズ 終】人生の振り返りをして感じたこと

人生謳歌塾

小学生で母を亡くし
その後、不登校、摂食障害、うつ病、結婚、不妊治療、離婚。
その後、再婚したものの再度、不妊治療を経験しました

ようやく授かった子どもなのに、今度は子育てが辛くて悩みました

母が倒れた時から離婚までの人生の振り返りを綴っています

①母が倒れた

②実感できなかった母の死

③不登校の始まり

④不登校時代(出会いに恵まれた高校生活)

⑤休学。そして、通信制高校へ転入学

⑥人生で1番辛かった日々~摂食障害とうつ病~

⑦回復期~環境の大きさ~

⑧再発~カウンセリング治療~

⑨治療の経過と変化

⑩不妊治療~男性不妊~

⑪不妊治療中の気持ち、そして離婚

⑥人生で1番辛かった日々~摂食障害とうつ病~以降は
自傷行為などの表現も含みます

苦手な方、影響を受ける可能性がある方はご注意ください

経験は誰かの役に立つ

私は約2年ほど前から人生謳歌塾で学んでいます

人生謳歌塾 〜人生を謳歌するための最強の自分育て講座〜
人生謳歌塾は自分らしく自分のやりたいことを自然体で叶えていく場です。何か始めたいけど、どうしていいのか分からず困っていませんか?私が17年間専業主婦だった私が重度障害児を抱え起業できた方法・やりたいことの⾒つけ方を実録でメルマガ登録いただいた方に限定で公開中です。

私のメンターでもある、人生謳歌塾代表 佐伯あこさんに
入塾間もないころに

今までの経験をブログに書いてみたら?
絶対に誰かの役に立つよ

そう言ってもらった事が、最初のきっかけです

人生謳歌塾代表 佐伯あこさん

でも入塾当時は、母のことは書けても
それ以降、特に不登校、拒食時代は振り返ることが辛く
文章にすることが出来ませんでした

まだまだ思い出すと真っ暗なイメージで
思い出すと気持ちが引っ張られてしまっていました

実際に書くことは出来なかったけれど
あこさんの言葉は、ずっと心に残っていました

いつか書ける時が来たら書こうと思っていて
実は何度もチャレンジはしました

でも、やっぱり書けなかったんです

何度も人生の棚卸しをして気づいたこと

人生謳歌塾では、3か月で全6回の講座が1周します

基本は半年講座なので、各講座2回ずつ受講します

私は延長して、学び続けているので各講座なんども繰り返し受講しています
(実際は、ベースは同じでも毎回アップデートされていて全く同じ講座はありませんが…)

その講座の中で「人生の棚卸」の回があります

3か月に1回、何度も人生の棚卸を繰り返してきました

何度も繰り返す中で、忘れていた記憶も思い出すことが出てきました

講座のシェアタイムで、色んな人と話す中で
過去の捉え方が変わったり、気づきがありました

人の記憶は、良いことは忘れて、悪いことばかり覚えているんですよね

それは、良いことは何度起こってもいいけれど
悪いことは、もう起こらない方がいいから

自分の身を守るために、悪いことを覚えているんですって

それに自分に都合よく解釈して、記憶をすり替えています

私の場合は、全ての原因が【母の死】であり
そこから頑張るしかなかった

頑張り過ぎたから、私は病気になったんだ

そんな風に思っていました

ですが、実際によーーーく思い出してみると
母の死よりもっと前から
そういう性質だったことに気付きました

母がいなかった、甘えられなかった影響はあると思いますが
そもそも『母がいたら甘えられた』とは限らないわけです

母の記憶が薄い、しかも子どもの主観で止まっているので
勝手に『私が想う理想のお母さん』像が出来上がっていたんです

私の理想像では「母は理解者」ですが
実際にどうだったのかなんて今ではわかりません

そこに気付いたとき、全ては妄想だったと気がつきました

アドラー心理学との出会い

今年の1月から人生謳歌塾の先輩である青山なつみさんから
アドラー心理学を学んでいます

プラチナママカウンセラー青山なつみさん

アドラー心理学を学んだことで
今までとは全く違う考え方を知ることが出来ました

知っただけで、日常生活
特に子育てが楽になりました

自分の感情との向き合い方を知ることが出来ました

物事の捉え方が少しずつ変わりました

アドラー心理学を知ってから過去を振り返ると

【全て、自分が引き起こしていた】

このことを実感しました

振り返りをするたびに
アドラーの言葉が痛すぎて、一人で悶絶してます(苦笑)

過去を振り返ってみて気づいたこと

過去を振り返る

特に思い出したくないような暗黒期を振り返るには
かなりエネルギーが必要だなと感じます

私は、今だからこそ、やっと向き合えたのだと思います

この振り返りをすることで
当時の残っていた日記やブログなどを読み返しました

少し前までは開くだけで辛くなっていた日記です
それは当時の記憶、感情が蘇ってしまっていたから

でも、今は少し違った視点で読むことが出来ました

辛かったなと思う気持ちは勿論あるけれど
やっぱり自分が引き起こしていたなってことが
よくわかりました

考え方も、捉え方も

そんなに捻くれて取らなくても…
そんなに自分を苛めなくても…

そんな風に思うところもいっぱいありました

でも、いつもいつも
苦しんだ中でも必死で頑張ってきた
何とか今の状態を抜け出したいともがいてきた

その時、その時、出来ることに
一生懸命だったなと思います

少し方法が間違っているときもあるけれど
それでも必死でした

そして、そんな私の周りには
いつも人がいました

あれだけ孤独感でいっぱいだったのに…

たくさんの人に心配されて
見守られていました
支えられていました

すごく恵まれた環境で過ごしてこれた

それをたくさん感じることが出来ました

しなくてもいい経験もたくさんしました

でも、全ての出来事から
学んだこと、得たことがありました

人生謳歌塾と出会ったことも
子育て、夫婦のコミュニケーションで悩んだ事がきっかけです

悩んで、何とかしたいと思ったからこそ
ここで学ぶことが出来ています

人生謳歌塾に入ったからこそ
アドラー心理学とも出会いました

それぞれの未来に向けて
成長しようと日々、頑張っている仲間が出来ました

まだまだ課題は多いけれど
時間とお金をかけて学び続けることで
毎日が少しずつ変わってきているのを感じています

だからこそ過去を振り返ることが出来ました

最初から全てわかっていたわけではありません

すぐに変化を感じたわけでもありません

私は人生謳歌塾で学んで1年が過ぎたころ

学んで何か変わったのか?
1年も学んでいるのに、いまだに講座の内容も
わかるような、わからないような…

いや、正直わからない

そんな焦りを抱えていました

でも、1年間、講座で学んだことは
知識としては頭に入っていたんです

そして日常を整えることは出来ていました

毎朝、土日も関係なく同じ時間に起きて寝る

生活リズムは常に一定です

コロナの影響もあり、週末の過ごし方も変わりました

家族で出かけることは減り
家でゆっくり過ごすことが増えました

そうすることで、体力的にも精神的にも
自然とエネルギーは溜まっていっていたのです

毎日、少しずつの積み重ねで
自分では知らない間に変わっていくんだと思います

過去にたくさんの愛を見つけられたことは
私にとって宝物になりました

そこに気付けたことで
今がすでに幸せなんだということに
気づくことが出来ました

これから先は
子ども達や家族がそのことを感じていけるように
私自身が成長して
家族に循環させていきたいと思います

長いシリーズにお付き合いくださって、ありがとうございます

ほんの少しでも
誰かの勇気になることが出来たら幸いです

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